家を購入するにあたって、共同名義での購入を検討している方もいるのではないでしょうか。
しかし検討するには、共同名義とはどのようなものなのか理解しておく必要があります。
そこで今回は、家を購入する際の共同名義について、メリットとデメリットは何か、どのような注意点があるのかを解説します。
家の購入をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
共同名義で家を購入するメリットとデメリットとは?
そもそも家の購入における共同名義とは、夫婦などで共同出資し、その出資額の割合に応じて所有持分を登記することです。
共同名義で家を購入する方の中には、単独名義で購入する資金がないケースや不動産を相続したケースがあります。
共同名義のメリットは、出資者がそれぞれの収入に対して住宅ローン控除を受けられる点です。
夫婦での共同名義だと、住宅ローン控除を二重で受けられます。
住宅ローン控除とは、住宅ローンの年末残高の1%または最大控除額が、10年間にわたり所得税か住民税から減税される制度です。
共同名義で控除を二重に受けられれば、減税額が高くなります。
また、売却時の特別控除が二重で受けられる点もメリットです。
マイホームの売却に関しては、譲渡所得から最大3,000万円まで控除を受けられます。
出資者がそれぞれで控除を受けられれば、売却費用の負担が大幅に軽減されるでしょう。
一方で、共有者全員の同意がなければ売却できないのがデメリットです。
たとえ自分が9割の持分だとしても、共同名義である限り、売却時には共有者全員の署名と捺印が必要です。
そして、購入やローン契約の手数料などが共有人数分かかるため、諸費用がかさむ点もデメリットといえるでしょう。
家を共同名義で購入する場合の注意点とは?
共同名義で家を購入する場合には、売却に共有者全員の承諾を得なければならないのが注意点です。
離婚した際にも、夫婦どちらか一方の考えだけでは売却できません。
単独名義にしたい場合には、金融機関への連絡と承諾が必要です。
離婚の際には、共有している家の処遇について、意見がまとまらずトラブルになるケースも多いです。
共同名義には税金の控除などの大きなメリットがありますが、デメリットも踏まえて十分に検討する必要があります。
くわえて、共有者が亡くなった場合に、その持分が相続の対象となる点にも注意しましょう。
共有名義人の相続人が複数いると、もともと2名での共同名義だったものが、3名や4名に増えていく可能性があります。
まとめ
共同名義で家を購入する場合のメリットとデメリット、注意点について解説しました。
共同名義を検討する際には、メリットとデメリットの両面を理解しておくのが大切です。
また、離婚の際にスムーズに売却できない可能性があるといった注意点についても、きちんと押さえておきましょう。
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